世界の「ゴミ問題」は、皆さま一人一人が解決できる問題なのです。

   

株式会社中上は、ゴミ(廃棄物)循環型社会を目指し
健全な社会を作りたいと考えています

●ゴミの循環



皆さまが指定ゴミ袋に分別された各種類のゴミは、毎週決められた曜日に回収され市町村のクリーンセンターに運ばれます。そこで可燃ゴミは焼却され、不燃物は分別、焼却出来るものと金属類などは資源物として各業者が回収し、リサイクルされています。また、焼却されることで残った灰は最終処分地へ運ばれ、埋め立てられています。※限りある最終埋め立て処分場(東京都環境局配信)

私たち一人一人ができる「3R活動」

     

●私たちができる3R活動とは

リユース(Reuse):一度使ってもまた使用するなど無駄にしない。
リデュース(Reduce):無駄なゴミをできるだけ少なくする。
リサイクル(Recycle):使い終わったものを資源に戻すこと。

この取り組みによりゴミを少なくし、埋め立て処理軽減や環境への悪影響を減らし、限りある資源を有効に利用する社会をつくろうとするものです。

●ごみ問題の解決は1人1人の心がけ

ポイ捨ては街の景観を悪くします。ゴミの持ち帰りや分別廃棄、ご家庭でペットボトルの洗浄など、出来ることを継続することが大切です。 ビニール製レジ袋ではなくマイバックを利用する、マイボトルを持つなど、なるべくゴミを出さないように心がけ、国内でのゴミ問題の解決を目指しましょう。

プラスチックごみを考える

     

●プラスチックにはいろいろな種類があります。

ペットボトルをはじめ、ボーリングの球(樹脂)まで、プラスチックは多種多様。私たちの生活には欠かせないものになっています。プラスチック製品の国内年間生産高は、1960年頃には約200万トン、1980年頃には800万トンとなり、2000年頃では更に約1600万トンにもなっています。日本プラスチック工業連盟

一方で、排出されるプラスチック総数は約400万トン(2016年)となっており、回収されるプラスチックの処理の内訳は、約20%がリサイクルや資源化(食品容器、車の部品などに再利用)70%が焼却による再生エネルギー(サーマルリサイクル)に活用されています。 残りの10%(40万トン)は追跡不能となっており、残念ながら「不法投棄」となっているのです。
*サーマルリサイクルとは、焼却によって得られた熱源の有効利用の考え方であり、リサイクルの概念とは画します。

●2050年には、海洋ゴミは魚たちより量が多くなる!?

世界規模で問題となっている海洋ゴミは既に1億5,000万トン(フランスの面積の3倍に相当)あると推定されています。そしてこれから毎年800万トンのゴミが増え続けるという統計があります。毎年800万トンというと、毎分ダンプカー1杯分のゴミを海に投入している計算になります。

ポイ捨てされたプラスチック等は、雨、風によって下水や河川に流れ、やがて海にたどり着き、海から様々な国や島に漂着します。海に漂流した産廃物は自然に戻ることはありません。
また海では、紫外線で朽ち、マイクロチップ化したプラスチック粒子を餌と間違え魚たちが食べています。食物連鎖により、私たちの「食」にも影響(皮膚障害や肝機能障害を起こすPCB、石油、DDTなど)を及ぼすのではないかと研究が進められています。

●中国は2017年8月にゴミの輸入を禁止しました。

今まで日本は、プラスチックゴミ処分を諸外国(主に中国)への輸出に委ねていました。
その後、経済発展を果たした中国は、バーゼル法を遵守し、完全に輸入をストップしました。それに伴い日本では不要プラスチックが大幅に増え続けており、リサイクル等還元できるべき資源が勿体ないことに、安易に焼却・埋め立てという処分方法に回している始末です。      

日本は今、「環境に悪影響を及ぼす国」という不名誉な階級にいます。しかしこれは日本だけの問題ではありません。どの先進国も同様に深刻な「ゴミ処分問題」を抱えており、世界のどの国においても「国内での処理」を求められています。


●カウントダウンは既に始まっています。

現在、日本では年間ごみ産廃物(プラスチック含)の総排出量は約4400万トン(東京ドーム約118杯分)あり、その行き場を失い始めています。

今のペースでゴミが出続ければ、2022年には国内の最終処分場(埋め立て地)の約半分は埋まります。

またこのまま資源化・リサイクル率が横ばいで推移すれば、残余年数約20年で、国内の全ての埋め立て場が完全に無くなってしまうのです。