日本は今、「環境に悪影響を及ぼす国」という不名誉な階級にいます。しかしこれは日本だけの問題ではありません。どの先進国も同様に深刻な「ゴミ処分問題」を抱えており、世界のどの国においても「国内での処理」を求められています。
現在、日本では年間ごみ産廃物(プラスチック含)の総排出量は約4400万トン(東京ドーム約118杯分)あり、その行き場を失い始めています。
今のペースでゴミが出続ければ、2022年には国内の最終処分場(埋め立て地)の約半分は埋まります。
またこのまま資源化・リサイクル率が横ばいで推移すれば、残余年数約20年で、国内の全ての埋め立て場が完全に無くなってしまうのです。