資源へ転換

●資源活用に向けて

「3R活動」とは循環型社会を形成するための基本法であり、循環資源を形成する循環型社会形成推進基本法と言います。

廃棄物を資源として有効活用させることが目標であり、再使用・再生利用を目的とし、リサイクル循環利用する考え方です。

環境省の基本計画では、資源の循環利用率を2015年までに、約14%〜15%にする目標を掲げました。リサイクルも徐々に浸透し、2020年までの目標約17%に対しては、実質16.8%の達成率でした。

1995年施行容器包装リサイクル法や2001年施行家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)などのリサイクル法に基づき、各都道府県でもリサイクル製品認定制度を率先するようになっています。これは皆さまのご協力がなければ大きな前進がありません。資源の有効利用をご理解いただき、資源循環率を更に高めていきましょう。

 

不要物の焼却

国土の狭い日本は焼却ゴミ処理が主流です。そして今もその処理方法に変わりはありません。

この「不要物は燃やして無くす」事に対し、環境法では、大気汚染防止法(昭和43年6月10日施行)やダイオキシン類対策特別措置法(平成12年1月15日施行)等の法整備を行い、より厳格な環境法の制定し現在に至ります。

 

焼却においては、大型・中型・小型焼却炉に係わらず炉内温度800℃以上で燃焼させダイオキシン等有害物質の排出防止策を講じる必要があります。


以下、各焼却に関する法令、早見リンク


*上記は環境法の他、自治条例によりさらに厳しい規定を定めている場合があります。詳しくは各自治体又は当社にお問い合わせください。

 

 

●溶解1(スクラップを溶かす)

アルミニウムなど溶点の温度の低い金属は溶かし、「かたまり」を作ることができます。四散されたスクラップを減容し凝固させるメリットは、保管費用の削減や、運搬費用の削減(物理学上エントロピー減少)に繋がり、CO2排出抑止にも貢献できます。

*溶解温度;アルミ(約660℃)鉛(約330℃)

 

溶解2(プラスティックを溶かす)

廃棄物処分は焼却処分減容が全てではありません。

生かす資源として「油化」リサイクルがあります。2001年頃プラスチック等を溶かし再生可能エネルギーを創生する装置が流行りを見せましたが、のちに経済合理性が少なく普及しませんでした。

その主な理由が、「電気使用する」精製費用が高く、コストパフォーマンスの悪さにありました。

私たちの発想は、焼却炉排熱を利用し、不安定温度の管理を徹底、プラスチック等を溶かし固形燃料にし、固形保管するというのもです。

固形物は一定の熱で液状化させることが出来るため、構内の軽油を使用するリフトなどの燃料(*1)や船舶燃料(*2)での使用、災害時の発電機用燃料として対応できます。

 

*公道で使用する場合は軽油取引税(所轄する県税事務所の申告・納税義務)が掛かります。承認を受けずに使用行為があると罰則が適用されます。

*1)エチレンなどの石油化学製品を製造する事業を営む者がその原料として軽油を使用する場合

*2)船舶・農林業用機械の動力源など、法律の範囲で軽油を使用する場合には、免税の手続を受けることにより軽油税が免除されます。